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第78回日米学生会議 ワシントンD.C.サイト終了のご報告

2026.08.24

8月15日~8月22日にかけて、ワシントンD.C.にて第78回日米学生会議の第三サイトを開催いたしました。

8月16日には、各分科会がそれぞれのテーマに沿ったフィールドトリップを実施した後、Smithsonian Museumsを訪問するとともに、翌日以降のプログラムやファイナルフォーラムに向けて、各分科会で議論を深めました。

8月17日には、Center for Strategic and International Studies(CSIS)を訪問しました。Senior Adviser and Japan ChairのKristi Govella氏らより、現在の日米関係やインド太平洋地域を取り巻く国際情勢についてお話を伺い、安全保障や経済、テクノロジーなどさまざまな観点から、今後の日米関係について考えました。

その後、Sasakawa Peace Foundation USAを訪問し、ワシントンD.C.における持続可能性への取り組みをテーマとしたプログラムに参加しました。現地での見学や講義を通じて、都市が抱える課題と、それに対する政策や地域レベルでの取り組みについて理解を深めました。

8月18日には、Korea Economic Institute of America(KEI)を訪問し、朝鮮半島をめぐる外交・安全保障をテーマとしたSix-Party Talksのシミュレーションを行いました。参加者は各国の立場を担い、非核化や安全保障、人権などの課題について交渉を行うことで、国際交渉における各国の利害や合意形成の難しさを体験しました。プログラムでは、Senior Fellow and Director of Academic AffairsのEllen Kim氏、Program OfficerのSebastian Garcia氏らにご協力いただきました。

午後には、International Monetary Fund(IMF)を訪問しました。U.S. Executive DirectorのShannon Ding氏、Advisor to the Executive DirectorのGenki Kimura氏より、IMFの役割や国際経済、グローバルな経済・金融政策についてお話を伺いました。国際機関が各国とどのように関わりながら世界経済の安定に取り組んでいるのかについて学ぶ機会となりました。

8月19日には、Sasakawa Peace Foundation USAにてメディアをテーマとしたパネルディスカッションを実施しました。ジャーナリストのWillie James Inman氏、朝日新聞アメリカ総局長のDaisuke Nakai氏、時事通信ワシントン支局のNico Pandi氏より、ワシントンD.C.における政治・外交報道や、日米それぞれのメディアの視点、ジャーナリストとしての経験についてお話を伺いました。異なるメディアで取材に携わる方々との対話を通じて、情報が社会に伝えられる過程や、メディアが政治・社会に果たす役割について考えました。

また、同日にはSasakawa Peace Foundation USAのShanti Shoji氏、Kaede Ishidate氏からもお話を伺いました。その後は、翌日に控えたファイナルフォーラムに向けて、各分科会が3週間にわたる議論を整理し、発表の準備を行いました。

8月20日には、第78回日米学生会議の集大成となるファイナルフォーラムを開催しました。オープニングでは、Johns Hopkins SAIS Edwin O. Reischauer Center for East Asian Studies DirectorのKent Calder氏、元駐日米国大使のCaroline Kennedy氏(録画)、元米国務省東アジア・太平洋担当国務次官補のDaniel Kritenbrink氏、Keidanren USA Executive DirectorのTeruko Wada氏よりお話をいただきました。その後、各分科会が、3週間にわたって積み重ねてきた議論や、各サイトで得た学びをもとに、その成果を発表しました。

ファイナルフォーラム終了後には、在米国日本国大使館にてレセプションを開催しました。3週間の本会議を支えてくださった関係者の皆様との交流を通じて、これまでの活動を振り返るとともに、日米の参加者が本会議を通じて築いたつながりを共有する機会となりました。

8月21日には、第79回日米学生会議の運営を担う実行委員を選出するEC Electionsを実施しました。日本側より8名、アメリカ側より7名の実行委員が選出されました。

ワシントンD.C.サイトでは、外交・安全保障、国際経済、メディアなどについて第一線で活躍されている方々から直接お話を伺うとともに、サンフランシスコ、ナッシュビルから積み重ねてきた議論をファイナルフォーラムという形で発表する機会に恵まれました。3つのサイトでの経験を通じて、参加者それぞれが日米関係をさまざまな角度から捉え、自らの考えを深める3週間となりました。

ワシントンD.C.サイトおよびファイナルフォーラムの実現にあたり、ご講演や施設訪問の受け入れ、プログラムの実施、会場の提供など、さまざまな形でお力添えいただいたすべての皆様に、心より感謝申し上げます。