実行委員紹介

“Visions: perspectives reflected from the past – together understanding,contributing for the future.”
回帰〜共に理解し、明日へと還元する〜

第75回日米学生会議の参加者から選出されて発足した実行委員会が、日本側主催団体の一般財団法人国際教育振興会、米国側のInternational Student Conferences (ISC), Inc.の支援の下、本会議開催のための準備活動を本会議まで行う。

実行委員長よりご挨拶

小金山智弘これまで戦争等を理由に中断を余儀なくされたこともあった日米学生会議だが、多大なるご支援ご協力のおかげで本年創立90周年を迎えることとなる。私達が第76回会議のテーマに掲げた「回視~共に理解し、明日へと還元する~」には、長い歴史を振り返り、過去の参加者の経験や培ってきた視野から学び、日本とアメリカにおける相互理解を深め、未来へとバトンを繋いでいきたいという想いが込められている。

さて、来夏の会議は新型コロナウイルス流行終息後初のアメリカにおける対面開催となる。「日本最古の国際的学生交流プログラム」として、先代達が繋いできた伝統を継承する責任をひしひしと感じると共に、新たなスタートを切れる事を非常に誇らしく感じる。環境問題の解決に向けて開発中の科学技術や「人種のるつぼ」と称されるほどに多様な文化が入り混じった社会など実際にアメリカに身を置くことによって初めて深い理解が期待できる事柄は枚挙に暇がない。

また、様々なバックグラウンドで学問に打ち込んできた学生達が個々の強みを存分に活かして議論に打ち込めるこの環境は唯一無二であるといっても過言ではないだろう。一参加者として、3週間寝食を共にし、未来を担うリーダーの卵たちと本音の議論を行えた事は非常に楽しく有意義な時間であった。そして、実行委員として作り上げる第76回会議ではこうした議論の時間を充分に取りつつも、インプットする知識量の向上を目指し、様々な組織・企業様と連携し、プログラムの企画を進めていきたい。専門分野をより深める仲間が欲しい・白熱した議論をしたい・私達と非日常を創り上げたいという諸君は是非ご応募願いたい。

小金山智弘
慶應義塾大学環境情報学部

Ka Yan TamCelebrating the 90th anniversary of the exchange between Japanese and American university students, the Japan-American Student Conference holds a profound legacy of peace and understanding between our nations. JASC provides us a unique opportunity to engage in open dialogue, to listen attentively, and to empathetically consider the diverse concerns, worries, and struggles that shape our shared tomorrow.

This conference isn’t just an academic endeavor; it’s a transformative space encouraging self-discovery. I encourage each incoming delegate to embrace this unique opportunity, letting it kindle creativity, inspire innovative ideas, and deepen collaborative spirits within our communities.

The theme of JASC76, “Visions: perspectives reflected from the past – together understanding, contributing for the future,” serves as the guiding light for our conference. It reminds us that we stand at the intersection of history and possibility, where the lessons of the past are the foundations we build upon.

It encourages us to empathetically understand diverse perspectives, fostering an environment of mutual respect and cultural appreciation.

Ka Yan Tam
University of Southern California Majors:Art,East Asian Languages and Cultures(EALC)

第76回日米学生会議 日本側 実行委員

小金山 智弘(実行委員長)
慶應義塾大学 環境情報学部
荒木 太一(副実行委員長)
慶應義塾大学経済学部
福井 達於都
慶應義塾大学法学部
宮本 希
国際教養大学国際教養学部
佐野 百美
早稲田大学国際教養学部
バック キャスリーン 光
国際基督教大学教養学部
富澤 新太郎
東京大学教養学部理科三類
志田 夏音
岡山大学工学部