会議概要

主催

一般財団法人 国際教育振興会

企画・運営

第78回日米学生会議実行委員会

期間

2026年8月2日(日) ~ 8月23日(日)

参加人数

  • 日本側 36名(実行委員8名を含む)
  • 米国側 35名(実行委員6名+インターン1名を含む)
  • 計 71名

参加費

30~35万円 *確定次第更新

  • 春合宿、直前合宿、本会議における移動、宿泊、食事等の費用を含みます。
  • 賛助団体の支援により、参加者個人の負担は大幅に軽減されております。
  • 地方参加者の交通費は一部補助をいたします。
  • 参加費は情勢に応じて変動する可能性がございますので、ご了承ください。
  • なお、Glen S. & Sakie T. Fukushima JASC Fellowship Fundから、
    優秀かつ経済的条件を満たす方には参加費に相当する奨学金の授与がございます。

会議の過程

本会議開催のための企画・運営は第77回日米学生会議の参加者から選出・発足した実行委員会により1年間行われる。また、日本では一般財団法人国際教育委員会が、米国ではInternational Student Conference, Inc.が主催者となり、会議の支援や助言を行う。

日本側に関しては、1月から3月にかけて応募者の厳正な選考を行い、4月に参加者が決定する。各参加者は分科会に所属し、定期的にミーティングやフィールドトリップと呼ばれる実地調査を行う。事前活動として、4月から7月には研修、合宿などの公イベントが行われる他、自主的な講演会や勉強会を企画し、夏の本会議に向けて準備する。

本会議では、日米71名の学生が21日間に渡って共同生活を送りながら米国の3都市を周り、議論を深めていく。西海岸から始まり、南部、東海岸と米国を巡り、都市ごとの文化や特色を感じながら見識を深めていく。分科会における議論、本会議でのフィールドトリップ、文化体験並びに講演会や現地学生との討論、各サイトでのフォーラムを通して、各々のトピックや社会問題、さらに日米関係について考察する。プログラムは全て英語で行われ、参加者は所属する各分科会のテーマについて米国側参加者と英語で議論を行う。出身国やバックグラウンドに囚われない、本音で交わす対話を通じ、両国学生の相互理解を実現する。またフィールドトリップでは、全体あるいは分科会のテーマに則して関連機関や専門家を訪問し、参加者間の洞察を深め議論の質の向上を目指す。また各地の文化に触れるアクティビティなど体験型にすることで、視野を広げ、一方通行ではない双方向コミュニケーションによる学びの充実を図る。さらに学生同士の討論だけではなく、フォーラムなどの内容を通し積極的に地域の方々との交流を図っていく。ファイナルフォーラムでは、分科会での討論の概要など集大成として本会議の成果を社会に向けて発信する。さらに、本会議終了後、参加者は報告書や報告会開催を通じ、4月から半年間学び、得た経験を外部へ発信する。以上の取り組みを通し、会議で得られた成果が長期的に社会還元されることを期待する。