第75回日米学生会議の参加者から選出されて発足した実行委員会が、日本側主催団体の一般財団法人国際教育振興会、米国側のInternational Student Conferences (ISC), Inc.の支援の下、本会議開催のための準備活動を本会議まで行う。
さて、来夏の会議は新型コロナウイルス流行終息後初のアメリカにおける対面開催となる。「日本最古の国際的学生交流プログラム」として、先代達が繋いできた伝統を継承する責任をひしひしと感じると共に、新たなスタートを切れる事を非常に誇らしく感じる。環境問題の解決に向けて開発中の科学技術や「人種のるつぼ」と称されるほどに多様な文化が入り混じった社会など実際にアメリカに身を置くことによって初めて深い理解が期待できる事柄は枚挙に暇がない。
また、様々なバックグラウンドで学問に打ち込んできた学生達が個々の強みを存分に活かして議論に打ち込めるこの環境は唯一無二であるといっても過言ではないだろう。一参加者として、3週間寝食を共にし、未来を担うリーダーの卵たちと本音の議論を行えた事は非常に楽しく有意義な時間であった。そして、実行委員として作り上げる第76回会議ではこうした議論の時間を充分に取りつつも、インプットする知識量の向上を目指し、様々な組織・企業様と連携し、プログラムの企画を進めていきたい。専門分野をより深める仲間が欲しい・白熱した議論をしたい・私達と非日常を創り上げたいという諸君は是非ご応募願いたい。
小金山智弘
慶應義塾大学環境情報学部
This conference isn’t just an academic endeavor; it’s a transformative space encouraging self-discovery. I encourage each incoming delegate to embrace this unique opportunity, letting it kindle creativity, inspire innovative ideas, and deepen collaborative spirits within our communities.
The theme of JASC76, “Visions: perspectives reflected from the past – together understanding, contributing for the future,” serves as the guiding light for our conference. It reminds us that we stand at the intersection of history and possibility, where the lessons of the past are the foundations we build upon.
It encourages us to empathetically understand diverse perspectives, fostering an environment of mutual respect and cultural appreciation.
Ka Yan Tam
University of Southern California Majors:Art,East Asian Languages and Cultures(EALC)