Schedule

会議日程

 

第77回日米学生会議は以下にて開催する

  • 大阪/京都:2025年7月31日(木)~ 8月7日(木)
  • 熊本:2025年8月7日(木)~ 8月14日(木)
  • 東京:2025年8月14日(木)~ 8月21日(木)

 

【大阪/京都サイト】2025年7月31日(木)~ 8月7日(木)

大阪は「未来志向」を象徴する都市であり、2025 年に開催される万博では各国の最先端技術が集結し、未来の社会像の提示に期待が寄せられている。また、IR計画の推進やSDGsの先進都市としての取り組みが活発な大阪は、経済発展と社会課題の解決を両立する都市となるであろう。加えて、「天下の台所」と言われた大阪では全国から豊富な食材が集まり、食文化やエンターテイメントといった訪れる人々を魅了する独自の文化が発展している。一方、京都は歴史と文化が色濃く残る「伝統志向」の都市であり、豊かな文化遺産を背景に、時代を超えた美と風格を体現する。両都市を通じて、未来を見据えた革新と、長い歴史によって紡がれた日本の伝統文化を体験できることは、参加者にとって、過去・現在・未来にわたる日本の魅力を再発見する貴重な機会となるであろう。

 

【熊本サイト】2025年8月7日(木)~ 8月14日(木)

熊本サイトは、日本の過去と未来に向き合う学びの場として注目される。滞在期間中には、TSMC関連の半導体工場見学などを通じて産業振興に触れるとともに、日本社会が抱える少子化や過疎化、災害復興などの課題についても理解を深める。また、原爆投下に関する歴史的事実を振り返りつつ、日米の学生で平和への思いも共有したい。参加者は、学生を含む地元住民との交流を通じて、熊本固有のローカルな視点を議論に取り入れることが期待される。さらに、豊かな自然や歴史文化を有する熊本県に身を置き議論を深める中で、日本の地方社会の魅力と未来への可能性を再発見できるだろう。この新しい視座をもって、本滞在を地域社会の持続可能性について考察する機会とし、サイトフォーラムにて学びや議論の成果を地域と共有することを目指す。

 

【東京サイト】2025年8月14日(木)~ 8月21日(木)

戦後 80 年、焼け野原だった東京は現代における日本の政治・経済・文化の中枢を担う世界有数の大都市であり続けている。数多くの政府機関や各国の大使館、企業の存在を背景に、ヒト・モノ・情報が高度に集積しており、国際都市としての存在感も依然として大きい。参加者は京都・大阪そして熊本で学んだ日本の現状を踏まえ、国内および対外関係における取り組みの最前線を学ぶ。第 77 回会議の最終開催地として、これからの日本について再考する機会となることを期待する。また、約3週間にわたる本会議の集大成であるファイナルフォーラムでは、次世代の日本を担うリーダーとして分科会での議論の成果を広く社会に発信してほしい。