第72回日米学生会議実行委員会より感謝メッセージ

【第72回日米学生会議実行委員会より感謝メッセージ】

木村勇人:慶應義塾大学 法学部 政治学科

実行委員長 財務担当

平素より日米学生会議へ多大なるご支援いただき、誠にありがとうございます。参加者として、また、実行委員として、計約2年半もの間日米学生会議で様々な経験をさせていただきました一人として、日米学生会議ご支援者の皆様にまず、厚く御礼申し上げます。

コロナ禍において、皆様にご支援をいただき実現した第72回会議の実行委員長として、日米学生会議が存続する意義について、この1年半思考してまいりました。結論として、創設以来の理念に立ち返り、「未来のためである」と考えました。この学生会議において、他のいかなる機会においても実現できない対話の機会を得ることができました。気付いたことが3つあります。本音の対話を試みることとそれを諦めないことの重要性、探究心と未来への想像力を持つことの重要性、そして、それを語らう仲間がいることの重要性です。これらを与えてくれる会議の存続と進化が、変わりゆく時代の未来をつくると感じるとともに、ご賛助頂きました皆様と将来肩を並べることができるような、次の世代へバトンを繋げられる立場の人間になろうと、強く決心致しました。学生会議の参加経験者もこの決意には、賛同してくれるものと確信します。改めまして、日米学生会議へのご支援に深く御礼申し上げます。今後とも何卒よろしくお願い申し上げます。

 

小溝舞:慶應義塾大学 法学部 政治学科

副実行委員長 選考担当

第72回日米学生会議は間違いなく私にとってlife-changing experienceでした。それぞれの学生が日米学生会議に求めるものは多岐にわたります。新しい友達や英語を話す機会、日米関係について真面目に議論する場等が挙げられると思いますが、私個人としてこの会議に一番感謝していることは人の縁の豊富さです。実行委員や参加者、アラムナイの方々だけではなく、選考担当の業務では各大学の担当者の方々や、本会議のプログラムでは日米関係に造詣の深い方々と様々な形で関わらせていただきました。

学生時代に、このように幅広い方々と出会い、大きな刺激を受けながら、プログラムを作成した時間は、今後一生忘れることのできない大変貴重な経験となりました。

日米学生会議は、学生の主体性や好奇心を育む最高の教育機関であることを再認識し、今後とも何らかの形でお手伝いをしていきたいと考えております。改めまして、第72回の実現をご支援いただきました皆様には、深く感謝申し上げます。ありがとうございました。

 

白石智鏡:立命館アジア太平洋大学 アジア太平洋学部

実行委員 選考担当

これまで頂戴した身に余るご温情に心より御礼申し上げます。実行委員全員が大過なく任期を全うできましたのも、ひとえにご賛助頂いた皆様のご薫陶とお力添えのお蔭でございます。第72回日米学生会議は皆様のご協力なしには成功に至らなかったと思います。

日本で一番長い歴史を持つ、学生有志の国際交流プログラムである日米学生会議ですが、第二次世界大戦時と戦後の一時期、中断を余儀なくされたと聞いております。

2020年の第72回会議も、コロナ禍という未曾有の危機に直面し、一時は中止の声も上がりました。しかし、昔にはなかったオンライン交流技術により、オンラインで会議を行うことができ、歴代参加者の皆様が引き継いでこられた強い志を未来につなげることができ、歴代会議の中でも、類を見ない会議になったと思います。

学生の、学生による、学生の為の日米学生会議ですが、2020年度の実行委員を務めさせていただく中で、この会議は実に多くの皆様のご支援によって実現できている会議であるということを痛感致しました。ご賛助頂いた皆様には感謝の念に堪えません。1年間を通して多岐にわたりご支援頂きまして誠に有り難うございました。

 

武末崇義:東京外国語大学 国際社会学部 国際社会学科

実行委員 選考担当

平素より格別のご高配を賜り、厚く御礼申し上げます。長い歴史の中でも昨年は特に困難の多かった年ではありましたが、お陰様で従来の対面開催と同レベルのプログラムを提供することができたと思っております。

一昨年は参加者、昨年は実行委員として、二年間も日米学生会議に携わらせていただくことができました。直接携わるのは本年が最後となりますが、今後とも日米学生会議にご協力いただければ幸いに存じます。第72回日米学生会議にご賛助頂き有り難うございました。

 

野澤玲奈:早稲田大学 文化構想学部 国際日本文化論プログラム

実行委員 広報担当

いつも日米学生会議のご支援ありがとうございます。この1年間、実行委員としての活動は私にとって財産となりました。未熟な学生であるにもかかわらず、貴重な経験ができるのも、皆様のご尽力の賜物です。2019年8月、第72回日米学生会議の実行委員に選出された時、まさか1年後に自宅で涙を流しながらリフレクションをするとは思っていませんでした。

COVID-19の感染拡大前、私たちは「価値観を壊す会議」を広報のテーマに日本全国30以上の大学をまわり、様々なバックグランドを持つ学生を集め応募を呼びかけました。その頑張りもあり、たくさんの応募を頂いた中で、COVID-19の感染拡大が報じられました。この報道を受け、対面で行っていた選考試験のみならず、会議自体も全面オンラインにて実施することを決定しました。日米学生会議史上初めての試みで不安で一杯でしたが、ご賛助ご支援頂きました皆様のお力添えを頂きながら、なんとか乗り越えることができました。渡米は叶いませんでしたが、参加者の熱い思いもあり、オンラインでも充実した会議を提供することができました。

このような会議を実行する中で、私は人の温かさを痛感しました。私たちは、ご賛助ご支援頂きました皆様、そして、参加者の熱い想いによって、支えられていました。この全てをくださった皆様には、感謝してもしきれません。私もいつか皆様のように未来の学生の希望になれるような大人になりたいと強く思いました。今後とも日米学生会議の応援、何卒よろしくお願いいたします。

 

野村紗里:九州大学 共創学部

実行委員 広報担当

平素より日米学生会議へのご支援誠にありがとうございます。

2020年、コロナ禍により日米学生会議の醍醐味である「寝食を共にする」ということが困難になりました。それでも日米学生会議の価値を見つめ直し、オンラインという形で「いかにその価値を参加者に提供できるのか」ということを必死で模索し、実行に移すことができました。開催を断念することなく、常に実行することを念頭に、前向きに企画を進めていくことができたのも、皆様の日頃からのご愛顧とご支援によるものと存じます。心より感謝申し上げます。

私が実行委員として携わらせて頂きました第72回日米学生会議を一言で表すと、「七転び八起き」の会議だったと思います。実行委員会で話し合いを重ねて、プログラムが形になってきたかと思うと、COVID-19の波で押し流されてしまうという悔しい経験と、へこたれずに前に進み続ける経験を沢山いたしました。そして、第72回日米学生会議実行委員会は、1934年より大切に引き継がれてきたバトンを次の第73回実行委員会に無事引き継ぐことができました。

皆様からのご支援に重ねて感謝申し上げると同時に、逆境をバネにオンラインツールを駆使する術を身につけ、パワーアップした日米学生会議を今後とも何卒よろしくお願い申し上げます。

 

坂東茉唯:早稲田大学 政治経済学部 政治学科

実行委員 財務担当

平素より日米学生会議へのご賛助ならびにご協力を賜り、心より感謝申し上げます。

お陰様で一昨年度は参加者として議論の楽しさを満喫しました。特にファイナルフォーラムで学生パネリストを務め、代表としてこの夏に得たものを伝えようとしたこと、その肩書に恥じないよう力を振り絞ったことが私をひとつ成長させてくれたと感じています。昨年度は実行委員として会議全体を運営管理し、長年の歴史を引き継ぐことの大変さに思いを馳せることが数多くありました。集団で一つの物を作り上げる難しさに加え、新型コロナウイルス感染拡大の影響で思うように事が運ばず、葛藤や衝突を繰り返しました。

思い返せば反省する点ばかりですが、史上初のオンライン夏会議の最終日、リフレクション(会議全体の振り返り)の場で、一度も会ったことのない59名が同一画面上で互いの言葉に耳を傾け、涙する時間を共有できた瞬間、なんとも言えない喜びがこみ上ました。業務担当では財務としてご賛助ご支援頂きました皆様と直接お話させていただく機会に恵まれ、温かいご支援を感じると共に、ご賛助に値する内容を創出する難しさや私自身の力不足を痛感し、非常に良い勉強となりました。

今春からは社会人となりますが、日米学生会議で培った心意気を持ち続け、この経験を社会に還元していけるよう精進する所存です。今後の参加者たちにとっても是非、素晴らしい経験の場となりますよう、引き続き日米学生会議へのご賛助とご協力を賜われればと存じます。

 

深津佑野:上智大学 法学部 国際関係学科

実行委員 広報担当

2020年は歴史に残る、激動の一年となりました。各種の活動や交流が制限され、学業継続にも様々な困難が伴った年に、私共の活動を継続し、成功裏に納めることができましたのは、一重にご支援いただきました皆様のおかげでございます。一度は会議開催を中止するべきではないのかと、実行委員で毎日のように議論を重ね、形態変更をすることで続行を決定したのちにも、参加学生が集まるのかという不安が残りました。また、当学生会議が大切にしてきた価値観を全面オンラインのプログラムで参加者に提供し、経験してもらえるのか試行錯誤の日々が続きました。無論、断腸の思いで開催を見送った研修もございますが、全プログラムが終了した今では、「第72回日米学生会議を開催し本当に良かった」と心の底から実感しております。

見通しがつかない中での活動企画には、心細く感じる局面が多々ございましたが、皆様からの温かいお言葉やご支援が励みとなり、私共実行委員は常に前進することができました。心より御礼申し上げます。末尾になりますが、今後とも、日米学生会議の活動にご支援くださいますようお願い申し上げます。